中古住宅「リフォームのイメージが沸きその場で即決」中古住宅を選択したTさんにインタビューしました!

家族形態が変わり、自分の両親と子どもと一緒に暮らすことを決めたTさん。新たな住まいを求めて訪ねた不動産会社に紹介され「その場で決めた」のは、築50年の純和風の戸建て中古物件。きっかけやメリットについて聞きました。

Q1.どのような経緯でこの物件に出会いましたか?


私の両親と子どもと一緒に暮らすアパートを探していたのですが、この町ではなかなか希望する間取りでちょうど良い家賃の物件が見つからず・・。思案するうち「賃貸よりも購入してしまった方が良いのかも」と考え方が変わっていきました。そんな中、不動産会社に紹介してもらったのがこの家でした。

以前の家もリフォームして暮らしていた経験があったためか、この家の内見をしたときにどんな風にリフォームすれば住みよい家になるか具体的にイメージすることができました。また立地も良かったので、不動産会社の担当の方にお願いして、その日のうちに持ち主の方に譲ってもらえるよう交渉してもらいました。

Q2.どのような情報収集を行いましたか?

不動産会社を通じて、物件探しからローンの組み方、その他保険の加入に関するアドバイスを細かく教えてもらいました。物件の立地や間取りなどの条件、お金にまつわる要望などは遠慮せずに細かく伝えていました。とても親身に対応してもらい助かりました。前の持ち主の方に修繕履歴を聞きました。

Q3.リフォームの内容について教えて下さい


茶の間と座敷の空間をつなげて大きなリビングを作ったり、スペースを取らないように階段の向きを変えたり、風呂場や子ども部屋の改修を行いました。また、土台の部分を補強したり、壁に筋交いを入れたり、前の持ち主の時代に増築した部分が現在の建築基準的に違反だったので減築したりと、全体的に手を入れています。

Q4.中古物件やリフォームを選択して良かったことは何ですか?


金銭的に安く済んだということです。掛かった費用は、家と土地の購入費用が合わせて450万円、リフォーム費用が900万円でした。その他諸費用も掛かっていますが、購入費用はほとんどが土地代ですね。リフォームは自分好みの間取りや内装に変えてもらったのと、耐震性や強度を高める工事も一緒にやっての価格です。

これで理想のマイホームが手に入るなら「全然あり」だと思いますね。また、ある程度なら自分好みに、住みながら作り変えていくことができるのも中古物件の楽しさだと思います。何より、初期投資が安く済んでいるから精神的に楽ですね。

Q5.これから中古住宅の購入や住宅リフォームを検討する方へアドバイスをお願いします


まずは、自分の生活・ライフスタイルを考えて物件選びをすることが大切だと思います。買い物先や学校、塾など立地の関係や土地によっては駐車場の問題もあるので、物件だけでなくその周辺環境をチェックするのがおすすめです。

物件が見つかったら、リフォームしやすい間取りかどうかを見極めるのも大切です。シンプルな間取りの方がやりやすいかもしれません。また、日当たりは家の中の明るさを左右しますし、洗濯物の乾きにも影響があります。町によっては、消雪パイプの有無も非常に重要なポイントになると思います。

取材協力

T様家プロフィール
お住まい:三条市
家族構成:父(82歳)、母(72歳)、本人(42歳・会社員)、長男(7歳)

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